キッチンで作業をしている時、例えば、
・料理をしている時
・電子レンジを使っている時
・食器を整理している時
・冷蔵庫の中身を整理している時
『もう少し作業スペースがあれば。』と思うことがあるかと思います。あるいは、リビングやダイニングでも一時的に『補助天板』や『補助デスク』があれば便利かも!と思うこともあるかもしれません。そんな時便利なのが『作業スライドカウンター』です。
作業スライドカウンターは、食器棚や壁面収納などの家具に組み込むことができます。
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作業スライドカウンターのメリットは?
・使用しないときは収納できる
・耐荷重は約30キロ
・全開に引き出した時ロックがかかる
・コンパクトである(厚みで6センチほど)
などが挙げられます。最大のメリットは何と言っても、必要な時だけスライドして使用することができるので、使い勝手が良いところだと思います。耐荷重は約30キロあるので、補助天板としての用途も広がり安心して使うことができます。また、天板を全開にスライドしたところでロックがかかります。これにより、安定した状態で作業をすることができます。
厚みも約6センチとコンパクトなので、収納力に与える影響は軽微です。実はこの6センチで納めることは結構大変なことで、製作の際は少し大変です。スライドカウンターは厚く作るのであれば楽です。強度も十分に取れます。GNASHの作業スライドカウンターは初期の頃、厚みは8センチ程ありました。しかし8センチの場合ですと、その下に収納したい物が入らなかったり見た目も少しヤボったい。改良を重ね、6センチまで薄くしました。強度も損なわないギリギリの厚みだと思っています。
作業スライドカウンターのデメリットは?
デメリットとしては『コストが高い』ことです。金物(レール)もコンパクトで耐荷重があり、ロックが掛かるものをセレクトしています。
また、製作も天板を作るのにひと手間かかり、万が一、将来金物の不具合などでメンテナンスが必要な際には、6センチ以下のスペースで交換ができる様な細工も必要となります。GNASHの作業スライドカウンターは1か所あたり税込みで¥33,000となります。他のオプションと比べると高めではあります。もう少し、価格を下げた『廉価版』を何度も考えたのですが、厚みも耐荷重もロックも捨てきれず悩んでいます。一つ一つが完全手作りなので、数が沢山でれば価格が下がるスケールメリットを活かせないのも悩みどころです。
今のところ、代替えの金物も見つからず、『価格が高いだけのメリットはあるのでは、、、』と勝手に思っている始末ではありますが、自己満足で終わらない様、コストダウンにも真剣に取り組んで行きたいと思っています。
今日は『作業スライドカウンター』のお話でした。参考にして頂けますと幸いです。最後まで目を通して頂き、有難うございます。オーダー家具専門店GNASH(ナッシュ)の内山でした。